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展示の案内/早稲田大学坪内博士記念演劇博物館 [博物館]

早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
企画展示 日中文化交流「上海演劇の精華」展
期間 2009年6月1日(月)~6月30日(火)
場所 演劇博物館企画展示室Ⅰ・Ⅱ、六世中村歌右衛門記念特別展示室 (入場無料)
主催 上海文化芸術档案館・早稲田大学坪内博士記念演劇博物館 共催

早稲田大学坪内博士記念演劇博物館



 来月から、母校でこの展覧会が始まる。
 上海は、今や名実ともに中国だけでなく東アジアを代表する都市であり、まもなく2010年には万博が開催される。上海とその周辺の中国南方地域では、多くの伝統劇が演じられてきた。また多くの京劇・映画などのスターが、出身地に関係なく、上海を拠点にして活動し、租界の文化・政治などとも相俟って上海の近代の発展を支えてきたともいう。

 その上海演劇の粋を語るのが、本展覧会の趣旨のようだ。以下は演劇博物館による開催案内から一部抜粋。
 「東京と上海で互いの演劇資料を紹介する交流展の一環として、これまで日本で紹介されることのほとんど無かった上海演劇を、初上陸となる上海市文化芸術档案館秘蔵の資料によりご紹介します。梅蘭芳、周信芳といった京劇のスター達、昆劇、越劇、滬劇、淮劇など上海や周辺で演じられた地方劇、そのほか話劇や評弾、滑稽、皮影戯(影絵劇)、木偶戯(人形劇)など多彩なジャンルの演劇資料を、貴重な資料やパネル展示で網羅。」

 単に演劇の展覧会という意味にとどまらず、中国の伝統文化や、上海に代表される中国の近代の姿を垣間見るうえでも、興味深い展覧会といえそうだ。
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