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浙江訪問(1)―杭州へ [中国]

 去る9月下旬、初めて杭州へ出かけてきた。
今回は勉強目的ではなく、最近限界にきた、仕事のストレスを発散するための休暇旅行だ。

杭州


 杭州は、南宋の都・臨安府である。古来「上有天堂、下有蘇杭」とうたわれ、またマルコポーロが「世界でもっとも美しく華やかな街」と記した地上の楽園だという。
 飛行機が杭州の蕭山国際機場へ着陸する前、地上の風景が見えはじめる。その緑豊かな土地と、網の目のような無数の大小の河川・水路に、目を見張った。心の中に、感激と同時に、なにやら故郷のような感情を覚えた。到着後の送迎車内からは雄大な銭塘江に驚嘆し、市内に入ると、活気があり、明るく清潔感のある街に好感を抱いた。そして話に聞いた西湖を、自身の目で見て、その風景のなんと美しいこと!
 一目で、杭州を大好きになった。自分自身、中国には10回以上出かけどこもそれぞれに良かったが、杭州はなかでも最高の場所になった。




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コメント 3

phc

おととい、藤井さんは発表した「中国魏晋南北朝墓葬の墓室空間について」で、とても面白いテーマと思っています。残念ながら、こっちは参加できない。
中央研究院歴史語言所林聖智さんも「中國中古時期的墓葬圖像」(Tomb Icons in Medieval China)というテーマを発表しました。(http://tw.myblog.yahoo.com/eastasiastudies-medievalchina/article?mid=978&prev=984&next=975&l=f&fid=9
ご存知いではないか。
by phc (2007-10-16 20:33) 

滕仲泰

phc さん、コメントを有難うございます。
私の発表のことまで知っているとは、驚きました。
phc さんのblogを見ました。とても興味深い内容ですね!
私の論文は、送り先を教えていただければ、copyを送ります。
今後もよろしくお願いします!!
by 滕仲泰 (2007-10-17 21:57) 

phc

はにおさん、こんばんは。
二十二日、武漢から戻ってきましたが、返事遅くて申し訳ありません。
今回、ドイツから宋馨さんや田立坤さんなど先生たちであって、ほんとにうれしかったと思っています。
はにおさんご厚意まことにありがとうございます。
私の連絡先は、以下のとおりで、(鄭雅如さんを通じて)
115台湾台北市南港区研究院路二段130号中央研究院歴史語言研究所鄭雅如女士(転趙立新)。
これからも六朝や古代日本について、ご示唆をどうぞよろしくお願いします!
by phc (2007-10-24 19:06) 

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