自分以外の住人

　相変わらず、久しぶりの更新です。
　さて我が家には、自分以外に1部屋以上を占拠している住人がいます。
・・・本です。考古学にかぎらず、およそ研究者などという人ならば、同じような悩みを
多かれ少なかれもっているでしょう。
　以前は、5畳＋6畳の部屋に住んでいましたが、自分の生活スペースが2畳ぐらい
しかない生活で、でも約6年耐えました。そしてもう限界だとおもって、一昨年、今の
家に引越して、ヤツらに6畳間を1部屋与えてやったのですが、どうも1部屋では床を
埋めつくしてもダメなようです。
　という、かなり困った状況になっているのです。片付けようと試みたことは幾度と
知れないのですが、いまだどうにかなったことはありません。同業、または他分野の
研究者のみなさんは、どうされているのでしょうか。
　昨年、重複本や使わない本を、まずは処分しようとおもったのですが、本というのは
一種の財産で、捨てるわけにもいかず、まずは考古学関係を扱う古書店・書店に、
引取りをお願いしてみました。もちろん、金銭など目的ではないので、タダでいいから、
ということで。　・・・ダメでした。いまどき、古書もなかなか売れないので、個人でなくとも
やはり保管に困っているのはいずこも同じのようです。
　う～ん、どうしたらいいんでしょうねえ。
たぶんダメだとおもいますが、ためしにここで言ってみます。
誰かもらってくれる人はいないでしょうか～。

　とりあえず、処分図書リストの第1弾を下にあげてみます。

【発掘調査報告書】
○『名古屋市守山区上志段味における帆立貝式前方後円墳の調査　志段味大塚古墳・　大久手古墳群』　名古屋市教育委員会　2006年
○『埋蔵文化財調査報告書48　尾張元興寺跡（第10次）　伊勢山中学校遺跡（第10次）　津賀田古墳　戸田遺跡　NN319号窯群』　名古屋市教育委員会　2003年
○『埋蔵文化財調査報告書47　高蔵遺跡（第35次～第38次・第40次・第41次）』
　　　　名古屋市教育委員会　2003年
○『埋蔵文化財調査報告書41　正木町遺跡（第14・15次）　伊勢山中学校遺跡（第9次）　竪三蔵通遺跡（第16次）　千音寺遺跡（第4次）』　名古屋市教育委員会　2002年
○『埋蔵文化財調査報告書38　正木町遺跡（第12・13次）　伊勢山中学校遺跡（第8次）　尾張元興寺跡（第9次）　竪三蔵通遺跡（第15次）』　　名古屋市教育委員会　2001年
○『愛知県名古屋市　高蔵遺跡』　静岡人類史研究所　2001年
○『埋蔵文化財調査報告書26　高蔵遺跡（第12次～第15次）』
　　　　　名古屋市教育委員会　1997年
○『堀ノ内遺跡発掘調査概要報告書　付載　平成2年度 高御堂古墳周溝確認調査について　平成10年度 前方後方形周溝墓について　平成11年度 高御堂古墳の葺石検出』
　　　　　春日井市教育委員会　2000年
○『春日井市遺跡発掘調査報告　第9集―春日井市埋蔵文化財発掘調査概報―』
　　　　　春日井市教育委員会　1994年

【雑誌】
○『研究紀要』第6号　名古屋市見晴台考古資料館　2004年
　　　高蔵遺跡第34・39次発掘調査出土遺物について（藤井康隆・村木誠）
　　　古墳時代の「間仕切り溝」住居跡小考（木村有作）
　　　鳥栖八剣社古墳 測量調査報告―名古屋台地古墳時代の基礎資料（7）―
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（藤井康隆・瀬川貴文・森島一貴）
　　　考古学の参加体験型学習への取り組み方について（水野裕之）
　　　名古屋高射砲隊・てんりゅう隊陣地跡について（伊藤厚史）
　　　〈資料紹介〉尾張元興寺跡出土の鬼面線刻画瓦（服部哲也）

【講演会・シンポジウム資料集】
○『尾張古代史セミナー（7）　―遺跡と道―』
　　　　　春日井市教育委員会　2003年
○『第10回記念　春日井シンポジウム2002年　日本文化を考える～東海学を深める視点から～』　春日井市教育委員会　2002年

【特別展図録】
○『マンダラ　チベット・ネパールの仏たち』　国立民族学博物館　2003年
○『開館10周年記念特別展　弥生の絵画　倭人の顔　―描かれた2000年前の世界―』
　　　　　安城市歴史博物館　2001年
○『NHK放送75周年事業　世界四大文明　インダス文明展』　NHK　2000年

コメント 2

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　　　　　　　　　　　　　　生野高原 えちぜん書房
by えちぜん (2007-08-12 16:53) 

外国人のわたしも、山々のように増しつづけ本の悩みありますね。
by phc (2007-10-16 20:25)