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ひとり南京へ~その1 [中国]

  2月25日~3月2日、資料調査のため南京へ行ってきた。もう4度目、3年ぶりになるだろうか。
  以前は、専用車を手配して、上海浦東国際機場からひたすら高速道路を走り、必ず上海市内以外のところで1mmも動かないひどい渋滞にあい、5~6時間かけて南京へたどり着いたものだった。
  今回は、上海浦東国際機場から磁浮(リニアモーターカー)に乗り、終点の龍陽路站で地下鉄2号線に乗り換え、さらに人民広場站で地下鉄1号線に乗り換えて上海火車站へ。これでだいたい30分~40分くらい。タクシーや空港バスに乗ると市内の渋滞に巻き込まれて1時間~1時間半かかるから、磁浮+地下鉄の方がずっといい。
  上海火車站から動車(新幹線)「和諧号」に初めて乗った。南京まで最速2時間15分ほど。僕が乗った便は、途中で昆山と常州と鎮江に止まったので、2時間半ぐらいかかった。とても快適、そして速い。
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  料金は1等(グリーン車相当)で114元、2等(普通車指定席相当)で96元。1等席はゆったり広々でとても快適。2等席も悪くはないが、日本の在来線くらいの席で、ちょっと狭い。差額の18元というと今のレートなら250円ぐらいだから、席さえ空いていれば、1等を取る方がおトクだ。
  どちらにしても、以前のように車で高速道路を走るよりも、ずっと速くて快適だし、便利だ。日本の新幹線「はやて」を導入したものらしく、現在では中国各地で採用され、鉄道網を安くて速い便利なものにしていて、中国の人たちにとても歓迎されているようだった。まだまだ路線は拡大されつつあるそうだ。日本の技術がお役に立って、手頃な料金でたくさんの人に喜んでもらえているのは、とても嬉しいことだ。
  夜20時15分上海火車站発、22時47分南京站着。今回は南京大学歴史系の賀雲翺先生がお世話をしてくれる約束で、賀先生が僕の案内役につけてくださった路侃さんが、夜遅いにもかかわらず南京站の出口で僕を待っていてくれた。ちょっと申し訳ない反面、とても嬉しい。謝謝!
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  路侃さんの案内で、賀先生が予約を取ってくれた中山門外・月牙湖畔の麗錦大酒店へ行き、チェックイン。・・・でも、フロント小姐がパスポートを見ながら「ビザはどこにあんの?」などと言うので、「日本人は中国滞在2週間以内の観光ならビザいらんでしょ」と答えると、「じゃあ今回の滞在が2週間以内って事前か上海の空港か、どっちかで申請して承認受けてんの?」。2週間超えたら後で旅行者自身がめんどくさいだけで事前承認なんかいるもんかい。。ちょっと不安、このホテル。それで路侃さんが「そういう決まりで入国審査通過してるんだから問題ないでしょ」的な内容のことを言うと、フロント小姐も「ま、それもそうね」とか言ってチェックイン完了した。だったら最初から素直にチェックインさせんかい。路侃さんと明日の約束をして別れ、とりあえずこの日はおやすみ・・・つかれた。 (つづく)
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